M&A

2017年の大企業のベンチャー投資件数は19%増加

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大企業はベンチャー企業への投資を積極化

レコフ社と日経新聞の調査によると、2017年の大企業のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)によるベンチャー企業への投資件数は19%増の172件となりました。ここにはCVCを持たない大企業からの直接的な投資が含まれていないため、それらを含めると200件以上となっているかと推測されます。この数値は、5年で6倍にまで増加しており、大企業が積極的にベンチャー企業の投資を伸ばしていることが分かります。

投資件数だけでなく投資金額についても、過去最高の681億円となっており、5年で27倍まで増加しています。1件あたりの平均投資額についても、4億円近くになっています。これは近年ITベンチャー企業の資金調達金額が数億円〜数十億円へと拡大していることが背景に挙げられます。

例えば、女性向けの動画サービスを手がけるオープンエイト社は、2017年7月に15億円を実施しています。他にもビットコイン取引サービスのZaifを運営するテックビューロ社は2017年9月に16億円の資金調達を実施しており、ディープラーニング技術を提供するLeapMind社は2017年10月に11.5億円を資金調達しているなど、10億円を超える資金調達も、2016年頃から急増しています。更に調達金額が大きいものとしては、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去サービスを手がけるアストロスケール社は2017年7月に28億円を資金調達しています。

 

ソラコムの事例から今後はベンチャー企業のM&Aが増加することが予測される

現状ではベンチャー企業のEXIT手段としては、IPOによって行われることがメインとなってきましたが、2017年にはKDDI社によるLocoPartnersの買収、そしてソラコムの200億円の買収とM&Aによってエグジットする事例がありました。

ソラコム社については、創業から3年半での大型のM&Aとなっており、2016年5月に24億円を資金調達をした後のEXITだったこともあり、今後はソラコム社のようにM&AにてEXITをする企業も増えることが予想されます。

*KDDIとソラコムについては、下記を参照ください。

KDDIがソラコムを約200億円で買収―日経新聞が報道

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